鵞足炎

- 歩くときに膝の内側に痛みを感じる
- 階段の昇り降りで膝の内側に痛みを感じる
- 立ち上がろうとする際に膝の内側に痛みを感じる
- 運動をすると膝の内側に痛みを感じる
- 痛みで動かすことができない
鵞足炎(がそくえん)とは
太ももの内側を通る縫工筋,薄筋,半腱様筋で構成される鵞足に炎症が起きている状態です。

鵞足炎の原因は・・・
痛みの原因としては、鵞足を形成する筋肉に柔軟性が無いことや運動をするときのウォーミングアップやクールダウンが行えていないことや運動のし過ぎが問題としてあります。
鵞足を構成する『縫工筋』『薄筋』『半腱様筋』の筋肉の柔軟性が失われてしまい、筋肉の腱の付着部に摩擦が起こり炎症が起きてしまう状態です。
また、姿勢や身体のバランスによって膝の内側に大きな負担をかけてしまうことによって痛みが発生することも多くあるため注意が必要です。
どうすればよくなるのか
鵞足炎の症状が悪化してしまうと日常生活に支障をきたしてしまいます。
そのため安静にしてしばらく様子を見てみようとなる方が多いですが、痛みが出てしまった時点で痛みをとるための治療を受けることができないと少しずつ痛みが溜まってしまいます。
また、そのまま放っておくと変形性膝関節症になってしまうこともあるため、注意が必要です。
当整骨院で行う治療について
当整骨院では、筋肉の炎症を抑えるために『ハイボルト療法』という電気治療機器を用いての施術を行います。
この『ハイボルト療法』は特殊な電気を痛みの出ている筋肉にあてることで筋肉の炎症を抑え、緊張してしまっている筋肉を緩めることが可能です。また、筋肉や細胞の活性化をさせることで回復を早めることも見込めます。
姿勢や身体のバランスが悪くなってしまっているところに関しても『MPF療法』という姿勢矯正の施術を行うことで姿勢や身体のバランスからくる負担を軽減させ痛みが出ない身体を目指します。

執筆者 柔道整復師 木村優与