テニス肘とは?

2026年07月1日

外側上顆炎は、肘の外側にある腱(主に手首を伸ばす筋肉の腱)が、使いすぎによって炎症や微細損傷を起こす状態です。

テニス選手に多いことから「テニス肘」と呼ばれますが、実際には以下のような日常動作でも発症します。

  • パソコン・マウス操作
  • 重い荷物を持つ
  • フライパンや雑巾をしぼる
  • 育児や家事の繰り返し動作

特徴は「肘そのものより前腕~手首を使うと痛い」ことです。


放っておくとどうなる?

軽症なら自然に改善することもありますが、放置すると次のように長引くことがあります。

  • 痛みが慢性化(数か月〜1年以上)
  • ペットボトルを開ける、ドアノブを回す動作でも痛む
  • 物をつかむ力が弱くなる
  • かばうことで肩・首まで痛みが広がる

特に「使い続けながら我慢する」のが悪化の原因になりやすいです。


ご自宅でできるセルフケア

① 安静(使いすぎを減らす)

  • 痛みが出る動作を一時的に減らす
  • マウスや工具の使い方を工夫する

② 冷却 or 温熱

  • 痛みが強い時:冷やす(アイシング)
  • 慢性的なだるさ:温める

③ ストレッチ

  • 手の甲を反らせて前腕の筋をゆっくり伸ばす
  • 痛気持ちいい範囲で20〜30秒

④ サポーター

  • 前腕バンドで腱への負担を軽減

当院での施術

※実際の医療機関・施術所でよく行われる内容です

  • 前腕の筋肉の緊張を緩める手技療法
  • 肘〜手首の関節調整
  • 電気治療や超音波治療
  • 姿勢・動作指導(再発予防)
  • 必要に応じてテーピング

「痛い場所だけでなく、腕全体の使い方を整える」ことがポイントです。


症例報告

40代・事務職の方

  • 症状:マウス操作・ペットボトルで肘外側痛
  • 経過:3か月間放置し悪化
  • 施術:前腕筋の緊張緩和+生活動作改善指導
  • 結果:2〜3週間で日常動作の痛みが軽減、1か月でほぼ消失

※実際のケースでは個人差があります。


患者様の声

  • 「タオルを絞るのが怖くなくなりました」
  • 「仕事中の痛みが減って集中できるようになった」
  • 「もっと早く来ればよかったです」

担当施術者から

テニス肘は「安静にすれば治る」と思われがちですが、実際は“使い方のクセ”が原因で長引くことが多い症状です。

痛みが出ている場所だけでなく、前腕の負担のかかり方や肩・手首の連動を見直すことで再発予防につながります。

早期対応ほど回復も早くなる傾向があります。

テニス肘