顎関節症

このようなお悩みはありませんか?
  1. 噛んだ時に顎が軋んだり音がする
  2. 口を開けたり物を噛むのが痛い
  3. 口が開けにくい
  4. 大きく口を開けようとすると外れそうな感覚がある
  5. 顎が疲れやすい

昔は噛み合わせが悪いからと言われていて、特に女性に多く発症していました。

現代ではスマホの普及や多くの職場でPC作業が不可欠になり

運動不足、姿勢の悪さによって近年では男性にも顎関節症の方が増えています。

また、精神的な負担から常に身体が緊張状態になってしまっている方も

見受けられます。

口を閉じた時に上の歯と下の歯に隙間が出来るのが本来の状態ですが

皆さんはどうでしょうか?

もし隙間が無く、歯と歯が閉じてしまっている場合は普段から顎の筋肉に力が入っている可能性が高いです。このような状態ですと顎にかかる負担も大きくなってしまいます。

顎関節症の原因とは

顎関節症とは顎関節に様々な症状が出ている状態で、主に3つに分類されます。

一つは顎関節痛と言って顎に痛みが出ている状態です。

「食べ物を噛む時に痛みがある」「口を開ける時に痛みがある」など。

二つ目は開口障害と言い、「口を大きく開けられない」「朝起きた時に口が開かない」などが挙げられます。

三つ目は顎関節雑音と言い、「耳元でジャリジャリと音がする」「顎を動かすとカクカクと音がする」など雑音がする状態です。

このような症状をひっくるめて顎関節症と言います。

一般的には片方の歯だけで食べ物を噛む癖があったり、元々顎が弱い方などが顎関節症を発症すると思われていますが最近では特に心当たりが無いにも関わらず、顎の不調を訴える方々がいらっしゃいます。

しかし、硬いものを食べなくなったり作業中や寝ている時に歯をくいしばっていたり生活面での影響を受け顎関節症を発症する方が増えています。それは何故か。

顎関節の周りには7種類もの筋肉がありその筋肉の働きによってスムーズに口を開けたり閉じたりする事が出来ます。

しかしその筋肉に負担がかかり、うまく動かせなくなると口の開け閉めがスムーズに行えなくなり痛みとして現れます。

つまりは顎に負担をかけてしまう身体の状態を改善していく必要があります。

その根本になっているのが普段の姿勢です。姿勢の悪さから肩や首の筋肉が凝り固まり血流が悪くなり、肩や首の筋肉が緊張してしまいます。

その結果、肩や首だけでなく顎まわりの筋肉まで硬くなってしまい顎関節の動きが悪くなってしまいます。

顎の関節は左右一対になっているので片方の動きが悪いだけでも、もう片方に負担がかかってしまい、痛みを伴ったり音が鳴ったり開きにくいなどの症状が現れます。

加古川坂口鍼灸整骨院での施術

当院では「MPF療法」、「鍼灸」、「楽トレ」により根本から顎関節症を緩和する事が出来ます。

「MPF療法」によって骨格を矯正し、顎関節や首回りの筋肉に負担がかかりにくい状態を作ります。また、「MPF療法」を行う事で身体をリラックス状態にする事で筋肉の緊張をとり、顎関節の動きをスムーズにさせます。

自律神経の乱れが強く出ている方は身体が交感神経優位な状態となり、常に緊張状態が続いてしまいます。その場合、身体をご自身の意思でリラックスするのが困難になります。

その場合、当院では「鍼灸」を行い自律神経を整える施術をさせていただき、身体の状態に合わせて「MPF療法」に切り替えさせていただくので自律神経の乱れが強い方でも安心して受けていただく事が出来ます。

また、インナーマッスルが弱っている方はご自身で良い姿勢を保つ事が非常に難しくなります。椅子に座った時、身体が丸まりだらっと座ってしまいませんか?

意識して身体を起こしてもまた気が付いたら背中が丸まっていた。。。このような経験がある方はインナーマッスルが弱っており、身体をうまく支える事が出来ないのです。

そのような方でも当院で「楽トレ」を行いインナーマッスルを鍛える事で良い姿勢を保つ事が可能になり、顎関節症の再発防止が出来ます。

執筆者 柔道整復師 木村優与