自律神経のお悩み

- 朝起きるのがつらい、目覚めが悪い
- 頭がすっきりしない
- 最近、疲れやすくなった
- のぼせることやふらつきが多くなった
- イライラしたり、不安感を感じやすい
最近気分が晴れない、頭がずーんと重たくなってしまう、情緒が安定しない・・・
そのような経験はないでしょうか?
もしかしたら、それは自律神経が乱れていることが原因かもしれません。
自律神経が原因となる症状はかなり多く存在します。
自律神経とは
そもそも自律神経ってどんなもの?

そもそも、自律神経とはどんなものか?というと、「交感神経」と「副交感神経」の二つをまとめて自律神経というのですが、この2つのバランスが崩れることが原因で起こる症状が多いです。
「交感神経」というのは、主に戦闘状態をさし、昔でいう狩りをしている状態です。
集中しており、心拍は早く、体は緊張状態になり、筋肉に力を入れるため、筋肉に血液を回します。
「副交感神経」というのは、逆にリラックスしている状態で、脳は休む状態を取るため、眠たくなり、血液は消化を促すために内臓に流れます。
この2つの交感神経と副交感神経はシーソーのように動いて、1日の生活リズムの中で切り替わっていくものなのです。
例えば、朝は目が覚めてそこから仕事や学校に行く、この時は集中して体や脳を使わなくてはいないので、交感神経が優位に立ってきます。
また、食事直後少し昼寝をしたくなる眠たくなる状態、これは副交感神経優位に立って内臓を働かせるように、体は休めるように働いているのです。
つまり、自律神経が乱れるというのはこれが逆になって働いてしまっている状態を指すのです。
自律神経が原因となる症状
- だるさ、疲労感、不眠などの不定愁訴
(自覚的には何となく症状があるが、原因は分からない状態) - 頭痛、めまい、動悸、息切れ
- イライラや不安感 など
多岐にわたり、様々です。
自律神経に対する当院の施術

自律神経に対して、当院では「鍼灸施術」を行っております。
鍼灸には6つの作用があり、特にその中でも「自律神経の調整」という効果があります。
背中の脊柱(背骨)付近に交感神経の管(パイプ)のようなものがあり、この部分を鍼で刺激してあげると
交感神経と副交感神経のバランスが安定するようになります。
また、背部には心兪、脾兪、肝兪、腎兪など内臓に関係するようなツボも存在するため
内臓の働きをあげてくれる作用もあります。
こういった作用を用いる事で自律神経症状にアプローチしていきます。
自律神経の症状がなかなか取れずに困っている方は
ぜひ当院にご連絡ください!!
執筆者 柔道整復師 吉川卓良