脊柱管狭窄症

このようなお悩みはありませんか?
  1.    長い距離を歩くことが辛くなった
  2.    太ももから膝下にかけて痺れがある
  3.    病院で「脊柱管狭窄症」と診断された
  4.    足の力が最近弱くなった感じがする
  5.    休みながら歩くと歩ける

脊柱管狭窄症とは

背骨は、椎骨と、それをつなぐ椎間板や黄色靭帯などで構成されており、その内側には脊髄の神経が通る「脊柱管」というものがあります。

脊柱管狭窄症とは、その脊柱管が狭くなり内部にある神経(馬尾、神経根)が圧迫されて下肢に痛みやしびれが出る状態です。

脊柱管狭窄症の症状

腰や背中の痛み・下肢痛・「しびれ」が主な症状です。

脊柱管狭窄症による下肢痛みは、腰椎椎間板ヘルニアにおける下肢痛みほどは強くはありません。

また、腰部脊柱管狭窄症における下肢痛や「しびれ」は、安静時には軽度もしくは無症状ですが、歩行や直立の姿勢を継続すると悪化してしまい、腰を前に曲げて休むと下肢症状が軽減・消失するという、いわゆる「間欠性跛行」とよばれる症状です。

この間欠性跛行が悪化すると、連続して歩ける距離が徐々に短くなり、安静時の下肢痛や「しびれ」も強くなります。

加えて、排尿や排便に障害が認められる場合もあります。脊柱管狭窄症は、60-70歳以降の方に多くみられます。

脊柱管狭窄症の原因

加齢による骨や靭帯などの変性によって起こるほか、すべり症や椎間板ヘルニアなどの病気に続いて発症することもあります。

また以下の原因も考えられます。

1.日常の不良姿勢

 日常生活や仕事の中で背骨に負担がかかる骨盤前傾姿勢(腰を反った姿勢)を取り続ける事により、背骨自体や上下の背骨の間にある椎間板というクッションに変形が起こります。それによって神経が圧迫され症状が出現します。

2.運動不足による体幹深層筋(インナーマッスル)の機能低下

運動不足により身体の奥深くにある本来身体を支える役割をしている体幹深層筋(インナーマッスル)が上手く使えない状態に陥る事で①で説明した骨盤前傾姿勢になってしまいます

3.加齢による負担

加齢による筋力低下、また何年もの間不良姿勢を取り続ける事で背骨や椎間板に負担がかかり変形が起こります。

脊柱管狭窄症の施術内容

当整骨院では脊柱管狭窄症の鍼灸治療を行っています。

鍼の特有の鎮痛効果を生かして、脊柱管狭窄症による痛み付近のツボと痛みと関連する経絡などを中心に施術が行われます。

外科的手術を避けたい方や、適当な治療法がない方は鍼灸を試してみる価値があると思います。

また、普段の生活での姿勢や骨盤の歪みによって脊柱管が圧迫されている恐れがあるので

根本的な原因に対してアプローチしていきます!

そして身体の歪みを整えるのと同時に「楽トレ」によって骨格を支えるインナーマッスルを鍛えていく事で姿勢を正しい状態で保ち、尚且つ以前よりも機能的に動きやすい身体を作る事が出来ます。

また患者様の一人一人の症状に応じて自宅で出来るセルフケアの方法やトレーニングの指導を行い痛みの再発しない身体を一緒に作っていきます。

執筆者 柔道整復師 木村優与