人身事故
人身事故とは?
人身事故(じんしんじこ)とは、交通事故などで人がケガをしたり、命を落としてしまったりする事故のことをいいます。車と歩行者、車同士、自転車との接触など、いろいろな場面で起こる可能性があります。
物が壊れるだけの事故(「物損事故」)とは違い、人が関わるため、とても重大な事故です。
人身事故が起きる原因
- 車のスピードの出しすぎ
- 道路への飛び出し(特に子どもや高齢者)
- 信号無視や一時停止を守らない
- スマホを見ながらの「ながら運転」や「ながら歩き」
- 自転車の運転マナーの悪さ
どんな場面で起きやすいの?
- 通学や通勤の時間帯(朝や夕方)
- 見通しの悪い交差点
- 横断歩道のない道路
- 駐車場や住宅街の細い道
人身事故を防ぐために
歩行者・自転車側
- 道路を渡る前に左右をよく見る
- 信号や横断歩道を必ず守る
- 夜間は反射材をつける・明るい服を着る
- イヤホンやスマホを使いながら歩かない・運転しない
運転者側
- 子どもや高齢者のそばではスピードを落とす
- 交差点や横断歩道では必ず止まって安全確認
- 自転車も「車両」として、交通ルールを守ることが大切です
もし人身事故に遭ってしまったら
- まず安全を確保し、ケガ人の様子を確認しましょう
- すぐに119番(救急)・110番(警察)に連絡してください
- 目撃者がいれば、名前や連絡先を聞いておくと役立ちます
- 小さなケガでも、必ず病院で診察を受けることが大切です
最後に
人身事故は、ほんの少しの注意で防ぐことができます。
「自分は大丈夫」と思わず、一人ひとりが気をつけることが、事故のない社会につながります。