同乗者がいた場合の事故

交通事故と同乗者について

交通事故は、運転している人だけでなく、車に乗っている人(同乗者)も大きな影響を受けることがあります。

ここでは、同乗者が事故にあったときに知っておきたいことや、事故後の対応について、わかりやすく説明します。


同乗者とは?

同乗者(どうじょうしゃ)とは、車の運転手以外の乗っている人全員のことをいいます。

たとえば:

  • 家族や友人として一緒に乗っていた人
  • 仕事で社用車に乗っていた社員
  • タクシーやバスの乗客

同乗者が事故にあうとどうなるの?

同乗者がケガをしたり、体に影響が出た場合は、治療費や慰謝料などの補償を受けることができます。
これは、どちらの車が悪かったかに関係なく、ケガをした同乗者には「被害者」としての権利があります。


同乗者の注意点・ポイント

✅ ケガをしたら

  • 少しの痛みでも、必ず病院で診てもらいましょう
  • 事故直後に症状が出なくても、あとから痛みが出ることがあります

✅ 保険の手続き

  • 同乗者でも、自動車保険から補償を受けることができます(搭乗者傷害保険、対人賠償など)
  • 運転手や保険会社と話すだけでなく、自分でも内容を確認することが大切です

✅ 警察への届け出

  • 事故後は、警察にきちんと届け出ることが大切です
  • 「物損事故」として処理されると、補償が受けられなくなる場合があります