物損事故
- 単独で事故を起こした
- 自分の車や物に傷がついたり壊れた
- 事故直後の対応は・・・?
- どこまでが補償内容?
- 保険について詳しく知らない
物損事故と人身事故の違い
- 物損事故
交通事故により物(車など)が傷ついたりしたが、自分以外の人のケガが無い場合 - 人身事故
交通事故により物も人にも傷があり、人的な損害も出ている場合
物損事故により請求できるもの
- 車両の修理費
交通事故で車に傷がついてしまった際に、被害者は車の修理費を請求することができます。
原則として車両の修理費用は、その車の時価額が限度額になります。 - 代車費用
事故により車がつかえなくなってしまい、修理の期間中もしくは購入するまでの期間に、代車をした金額を請求できる。
新しく購入する場合は2週間、修理だと1か月の期間代車使用料として認められることが多くなります。 - 評価損害
事故によって車の中古車として売るときの売却額、下取り額が下がってしまった場合下がってしまった分の請求をかけることができます。 - 休車損
仕事で使われている車(タクシーやバス)が破損してしまい、修理期間中に使用できなかった分の見込み収入を請求できます。 - レッカー代
事故により車が動かなくなってしまい、移送のためにレッカー車が必要な場合にレッカー代を請求できます。 - 家屋・設備の破損など
物損事故によって家屋や設備が破損した場合に修理のためにかかった費用の請求。
また、お店だった場合には店舗の修理費用の他に休業期間の営業損害が認められます。 - 積み荷、その他の損害
トラックなどで配達をしていた際のじこにより、配達物が破損してしまった場合の損害額の請求。
また、パソコンやスマートフォン、身に着けていた携行品の破損がある場合にその損害がくっを請求することができます。
物損事故の流れ
- 交通事故発生
急に起こってしまうもののためパニックになってしまいますが、1度落ち着かせ警察への通報
破損状況の確認や写真を撮るなどして記録を残しておく。 - 警察からの事故状況の確認
事故現場に警察官が到着したら、被害状況の確認が行います。
もし、相手がいる場合は双方に状況確認が行われます。
(事故発生日時、立会人の氏名、事故車のナンバー、損害状況など) - 示談の開始
状況見分のうえ、物損事故として処理された場合に損害賠償額について示談が開始されます。
示談交渉では交通事故によって発生した様々な経済的・精神的障害を保険会社へ和解金として請求できます。
※事故による症状について、当整骨院でも対応させていただけますので、別ページご参照ください。
執筆者 柔道整復師 吉川卓良