股関節痛とは?

2026年07月29日

股関節痛とは、足の付け根周辺に痛みや違和感が現れる症状の総称です。

股関節は、体重を支えながら「歩く・立つ・座る」などの日常動作を行う重要な関節のため、負担が蓄積しやすい部位でもあります。

特に、

  • 歩くと足の付け根が痛い
  • 立ち上がる時に痛む
  • あぐらがかけない
  • 階段の昇り降りがつらい
  • 長時間歩くと違和感が出る
  • 股関節が詰まる感じがする

といった症状がよくみられます。

年齢による変化だけでなく、姿勢不良や筋肉バランスの乱れ、スポーツ動作などが関係していることも少なくありません。


原因

股関節痛の原因はさまざまですが、主に以下のようなものがあります。

1. 筋肉の硬さ・柔軟性低下

お尻・太もも・股関節周囲の筋肉が硬くなることで、関節への負担が増加します。

2. 骨盤や姿勢のゆがみ

猫背や反り腰、骨盤バランスの乱れによって、股関節へ偏った負担がかかることがあります。

3. 加齢による関節変化

年齢とともに軟骨がすり減り、変形性股関節症などへ進行する場合があります。

4. スポーツや使いすぎ

ランニング、サッカー、ダンスなど、股関節を繰り返し使う動作によって炎症が起こることがあります。

5. 筋力低下

体幹やお尻の筋力低下により、股関節をうまく支えられなくなるケースもあります。


放っておくとどうなる?

初期は軽い違和感程度でも、放置することで症状が進行することがあります。

起こりやすい悪化例

  • 歩行時の痛みが強くなる
  • 可動域が狭くなる
  • 足を引きずるようになる
  • 階段昇降が困難になる
  • 腰や膝まで痛くなる
  • 日常生活に支障が出る

股関節をかばうことで、腰痛や膝痛など二次的な不調につながるケースも少なくありません。


ご自宅でできるセルフケア

1. 股関節周囲のストレッチ

お尻・太もも前後・内ももの筋肉を無理のない範囲で伸ばしましょう。

20〜30秒程度、呼吸を止めずに行うのがおすすめです。

2. 長時間同じ姿勢を避ける

座りっぱなしや立ちっぱなしは股関節が硬くなりやすいため、こまめに身体を動かしましょう。

3. お尻の筋力トレーニング

股関節を支える筋力を高めることで、関節への負担軽減につながります。

例:

  • ヒップリフト
  • クラムシェル
  • 軽いスクワット

4. 痛みが強い時は無理をしない

強い痛みがある時期は、無理な運動や過度なストレッチを避けることも重要です。


当院での施術

当院では、痛みのある股関節だけでなく、全身のバランスを確認しながら施術を行います。

カウンセリング・検査

  • 姿勢分析
  • 歩行チェック
  • 骨盤バランス確認
  • 股関節可動域検査
  • 筋力・柔軟性評価

などを丁寧に行い、原因を見極めます。

主な施術内容

筋肉・筋膜調整

硬くなった股関節周囲の筋肉を緩め、関節への負担軽減を目指します。

骨盤・姿勢調整

身体全体のバランスを整え、股関節へ偏った負担がかかりにくい状態へ導きます。

動作改善・セルフケア指導

歩き方や立ち方、自宅でのストレッチ・トレーニングもお伝えします。

「その場しのぎ」ではなく、根本改善と再発予防を重視しています。


症例紹介

50代女性・主婦

お悩み

  • 歩くと右の股関節が痛い
  • 長時間立っているとつらい
  • 階段の昇り降りで違和感がある

状態

骨盤バランスの乱れと、お尻周囲の筋緊張が強く、股関節の動きが制限されていました。

施術内容

  • 股関節周囲の筋膜調整
  • 骨盤バランス調整
  • 姿勢改善アプローチ
  • 自宅ストレッチ指導

結果

初回施術後から歩行時の違和感が軽減。
約2か月後には長時間の買い物や外出も楽に行えるようになりました。

股関節痛


まとめ

股関節痛は、筋肉の硬さや姿勢不良、関節への負担蓄積など、さまざまな原因によって起こります。

特に、

  • 歩くと痛い
  • 足の付け根に違和感がある
  • 股関節が動かしにくい

といった症状がある場合は、早めのケアが大切です。

放置すると可動域制限や歩行障害につながることもあるため、適切な施術やセルフケアによる対策が重要になります。

股関節の痛みや違和感でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。